老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

スラバヤにて その弐

昨日はインフォーメーションセンターから出るツアー(7,500ルピア、60円)があったのでいってきました。外人は僕一人で、現地の方の家族ずれが多か
ったです。全部で15人ぐらいいたでしょうか。インドネシア語での案内でしたが、一緒にいた現地の方が英語で説明してくれたりして、また写真も取ってくれたりして、あるレベル以上の親切な家族連れでした。

写真を撮ってくれました。

金塊を持てと言って、写真を撮ってくれました。


お昼はショッピングセンターのフードコートで、日本人に興味があるのか何人かがなんとなく集まって皆で食べました。

この左側の夫婦はキリスト教徒との事です。

僕の左の女の子がガイドで、大学生だとの事です。かわいかったですが、性格が男ではきはき、さっぱりしていました。


日本人はスカルノを革命の唯一の英雄として認識していますが、インドネシアではスカルノはそのうちの一人と言う感じでした。スカルノの生家ですが、ここに来るまでの案内も無く見つけるのに苦労しました。


最後の日、スラバヤ空港に向かうバスの中で、バスの係員が携帯用プリンタ付き発券器で発券していました。

スラバヤにて(遅ればせながら) その壱


去年(2018年4月)はスラバヤからジャカルタに戻ったときに、個人的な事情があり、取るものも取り敢えず日本に戻りましたが、その後も色々と(日々のルーティーンに巻き込まれてしまいます)あって、ブログに向かうことが無くなり、そのままになってしまいました。スラバヤ編は途中まで記事を書き、写真はアップしていましたので、今年の旅に出た機会にまずはスラバヤ編を完了させたいと思います。


今年は1月末に契約の仕事が終わりましたが、すぐに旅に出ることが出来ない個人的事情があり、東ヨーロッパの旅に出るのはその後にならざるを得なかったのですが、1月31日から2月7日までは、何とか行きなれたバンコックでまったりすることが出来ました(写真は取ったので、機会があればアップしようと思っています)。


ちなみに今年は東ヨーロッパの旅に出るべくイスタンブールに来ていて、ここからバスでブルガリアのソフィアに向かう予定です。実は昨年も東ヨーロッパを考えていたのですが、難民問題とか中近東の紛争の問題とかあって危険だといわれたので考え直して、アジアの中ではインドネシアは殆ど旅していなかったので、西から東へ横断することにしました。その途中でドイツの青年と長距離バスで一緒になり、彼はイスタンブールに1年留学したことがあり、色々状況を聞くことが出来ました。彼によると治安の面では余り危険が無く、それよりも東ヨーロッパは歴史上の美しい建物が多く、自然もきれいで、その上物価が安いと話してくれましたので、今年は東ヨーロッパにした次第です。


また、イスタンブールはモスクワ経由の安い飛行機で来て、東ヨーロッパへのトランジットのつもりでしたが、来てみると東西の文化の分水嶺で、その街の魅力に圧倒されて、1週間滞在しています。この後に記事を書こうかと思っています。


さて、去年のスラバヤの途中まで書いた記事の続編です。


列車で、ジョグジャカルタからジャワ島の東側のスラバヤに来ました。列車は時間通りで、きれいで良いですね。最も、キップを買っただけでは乗れず、駅にはチェックインをしてボーディングパス(搭乗券?)で入場します。つまり、飛行機と同じレベルで、庶民には高嶺の花なので、ある程度のレベル以上の人しかいないため快適です。それに対して、思い出すのは、(もちろん2等ですが)ベトナムの統一列車のことですね。とても効率のいい列車でしたが、隣の客が平然と人のノートを覗き込むわ、ガイドブックを勝手に見るわ、話しかけられるわで、フレンドリーと言えばフレンドリーですが、マナーが分かっていないような庶民がいっぱい乗り込んでいました。国の発展レベルの違いでしょうか。また、ベトナム、ハノイから中国の雲南まで列車に乗ったときは、前に乗った子供ずれのおばさんが、お菓子をくれたりしていましたので、それはそれでよかったです。


スラバヤ駅はそこそこきれいで、そこを出た表通りも歩道も広くちゃんとしていて(敷石がかけていたり、無かったり、屋台があったり、車が止まっていたり、等)がなくすばらしいところでした。ところが宿に着く道に入ると、周りは自動車、電気部品の販売店がひしめき、屋台がひしめきあっている所でした。駅に近いショッピングモールはすばらしいところですが、その裏の路地はバイクだらけ、人だらけ、屋台だらけで、ひしめいていました。後でブログに写真を載せますが、金持ちエリアと貧乏人エリアは隣同士なのに、180度異なります。



すばらしいショッピングモールです。



金持ちが買い物を終えてくるまで帰るところです。


そのすぐ裏の庶民の路地の街です。庶民の活気であふれていた、毎日通っていましたが、安くて美味しい食べ物もいっぱい有りました。

雑貨屋さんで、シャンプーとかはフィリピンと同じで一人分の袋入りです。

店先でお茶を飲みながらゆったり、良いですね。

美容院もちゃんとあります。


どの国でもそうでしたが、若者はスマホを普通に使っています。

SIMカードの店もありました。


イスラム寺院の近くで、車、バイクが歩道に何列にもなって停められており、歩道を占拠していました。皆さんお祈りのために来たみたいです。


現地ツアーに参加するために、Information Centreに行ったのですが、その中ではこどもたちがダンスの発表会の練習をしていました。親たちが後ろに控えています。商売ですね、担いで持ってきた食べ物もしっかり売っていました。


また、中庭では若者たちがはやりのダンスの練習をしていました。

ジョグジャカルタにて

バンドゥンからジョグジャカルタへの列車の旅の途中の風景です。トタン屋根から瓦屋根のうちになってきました。


ジョグジャカルタのメインストリートのジャランマリオボロは片側の歩道が殆ど工事中でした。


安宿は4部屋しかなく、路地の奥のほうにあり、私としては非常に気に入りました。また、王宮、ラーマヤナ舞踊、ワヤンクリッの場所にも非常に近く重宝しています(200m)。駅から続いている最大の目抜き通りにも近いです。駅から歩いて20分ぐらいです(少し遠い)。写真の真ん中でご主人が敷物をはたいています。その後ろが泊まったの部屋です。


安宿はジョグジャカルタの名物料理だと言うナシグドゥの専門店が並ぶジャランウィジランの近くにあり、早速買ってきましたが、今一食欲がわきませんでした。申し訳なし。


ところが安宿から王宮に向かう路地の出口のところに、口にあった朝食を出してくれる店(屋台)を見つけました。手前はテンペという納豆を揚げたもの、左上が卵焼き、右上がポテトと野菜炒め、こんなにどっさり載って15,000ルピア(117円)です。辛く無くて、うまかったです。しょうゆがほしかった。

こんなにかわいらしい(!?)良く笑うおばさんでした。

こじんまりとした市場みたいになっています。手前が屋台です。


そこから100mぐらいで、王宮南広場への入り口です。


20時ー21時30分に開演されるインドのヒンドゥー教の叙事詩ラーマヤナ(バリもそれだらけでした)を舞台にしたものを見ました。それなりに良かったですが、300,000ルピア(2,400円、ここでは相当高いですよ)と高いせいか、お客さんは外人などで、10人超ぐらいでした。。


いよいよボロブドゥールが見れます。3大仏教遺跡で見ていない最後の遺跡です。3大遺跡を全部見たことで、成仏できるのでしょうか?!


ボロブドゥールの朝焼けが見れ、ボロブドゥールとプランバナン寺院を効率よく回れると言うことでツアーで、ボロブドゥールの朝焼けの姿を3時起きで見に行きました。実はアンコールワットでは一人で回ろうとしたのですが、バスも余り無く、歩いて行くにも広すぎて大変な目にあったので今回はツアーに参加することしたしたのですが、でも後で考えてみると、朝焼けはあいにくの曇りで見れなかったし、そんなに広くないので時間もあったから、個別に市バスで行ったほうがよかったのかなと思ってしまいました。


ボルブドゥール寺院自身は完成度の高い、復旧処理もうまく出来ており、すばらしかったですが、スケールの大きさでははるかにアンコーワットが雄大ですね。また、ミャンマーのパガンのパゴダ群も完全ではないにしても、数の多さ、広さではパガンのほうがいいですね。
ちなみに、西にあるジャカルタが標準時間になっているので、ジョグジャカルタは朝は5時には明るく、夕方は6時には暗くなります。
ボロブドゥールの写真です。朝焼けは見えませんが、真ん中におぼろげに見えます。


ボロブドゥール遺跡に続く道で写真を撮ってもらいました。

より近くの写真です。

回廊の壁画をツアーなので1時間しかなく、時間の許す限り見て回りましたが、釈迦族の王妃の摩耶夫人が白い像が天から降りてきて自分の腹に入る悪夢を見た場面です。

シッタールダ王子の誕生です。


ヒンドゥー文化と仏教文化が融合しているプランナバン寺院です。


20時ー22時(何でこんな遅い時間にやるのだろうね?)にソノブドヨ博物館で行われたワヤンクリッ(影絵芝居)(20,000ルピア(160円)の裏(語り部、楽隊側)から見た写真です。

表と言うか、影絵が見える方からの写真です。人形遣い兼語り部が、ヒンドゥの叙事詩のラーマヤナを延々と2時間も朗読し続け、ガムランの演奏があり女性人の歌声が入ったりしていて、観客は7-8人でしたが(入場料が安いにもかかわらず)、最後まで見たのは私だけでした。影絵だけだと単調なので、後ろ側に回って、ガムラン演奏を見ているほうが面白かったです。


王宮(安宿から歩いて10分)の南広場で一昨日(月曜日)の朝はガムラン演奏、今日(水曜日)はワヤンコレッ(舞台の仕掛けは同じですが、影絵ではなく人形そのもので行う劇)を見ましたが、午前10時から12時まで延々とやります。それをずっと見ていたのは、ガムラン演奏のときは73歳の日本人のおじいさんともう一人のおじいさん(私のこと)だけで、ワヤンコレッを見ていたのは私だけでした。居眠りしながら、屋外なので時々風が来て、気持ちよかったです。
ところで73歳の日本人のおじいさんに王宮見学をしているときに会いましたが、退職後もう10年近く一人で旅しているとのことで、無手勝流で元気いっぱいの方でした。今年も6月までは日本に帰らないそうです。すごい人がいるものです。


影絵もそうですが、割と単調ですが、喧嘩の場面が結構あり、そのときは動きがあり、キックしたり殴ったりしていました。

最後の場面です。

舞台裏と言うかガムラン演奏側です。右側に人形劇の舞台(枠)が見えます。


街中を歩き回ったときに見かけた風景です。やはり、チェスをしていますね。

本屋さんが3軒並んでいました。