老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

マケドニア、オフリドにて

度々ハングアップするので、スコピエ編をアップするのにだいぶ時間が掛かりました。この状態が続くと、アップすることが難しくなりそうです。まあ、出来るだけ続けます。今はもうクロアチアの首都ザブレグに来ています。


民泊のアパートに着きました。庭先のベンチに荷物を置いて、暫く待ちました。オーナーはすごいお年寄り(僕も爺ですが)でしたが、非常に親切でした。ここではシングルの部屋にしたのですが、泊まっているのは僕一人で、広いドーミトリールームは誰もいませんでした。ドームにはTV、テーブル、キッチンもあるのに、使えずじまいで、それに引き換えシングルルームは狭くてベッドだけです。おまけに僕一人だからとセントラルヒーティングは入っておらず、寒い一日目を過ごしました。オーナーに言うとオイルヒーターを持ってきてくれて、昨夜言ってくれればと言われましたが。。。シーズンオフなので訪れる人が少なく、ドームも空いていることが予測されますので、これから先は、ドームにすると決めた次第です(基本的にドームに慣れるとまあ何とか過ごせることが分かりましたが、この時点で振り返ってみてもこれもまた色々有りました。。。)


旧市街の岬の先端の有名な聖ヨハネカネオ協会の崖の下にこじんまりとした小さな教会を見つけました。中の自然の岩穴を利用した原始的な聖殿で幽玄なものでした。残念ながら、暫く感激していてさあ写真を撮ろうとすると、教会関係の係員みたいなのが出てきて、写真はだめだと言われてしまいました。ついでと言っては何ですが、写真を撮ってもらいました。


右上に見えるのが有名な聖ヨハネカネオ教会です。


岬の先をすこし登っていくと、二人の中年男がワインを飲みながら海を眺めていて、昔子供の頃はここから海を見て、いつかそこから出て行くんだというような話をして、今は学校の先生をしながら時々旅に出ていて、東京にも暫くいたことがあるそうです。そのときこの二人の生徒が通りかかったので、案内しろといったかどうかは知りませんが、こちらからお願いしないのに(英語も出来ない)暫く案内してくれて、最後に小さなマグネット付き写真までプレゼントしてくれました。固辞したのですが、もらわざるを得ないことになり、カフェで何か飲み物でもと思ったのですが、サミュエル要塞で帰らなければいけないと爽やかに去っていきました。本当にいい人たちですね。

写真も取ってもらいました。


アパートのおばあさんは本当の昔かたぎの方で、朝コーヒーを飲みに来いと言われていたのですが、そのまま出ようとすると半強制的に中にいれれれて、コーヒーだけでなく、手作りのおじやのゆるいようなもの(左下)、フルーツを半つぶしにしたもの(左下)、チーズ(右上)などをご馳走してくれました。それ以外に手作りのラキア(果物から作る40度の蒸留酒)もご馳走してくれましたが、フルーティでしたけど、のどに悪そうです。兄弟なのか親戚なのか二人の方が一緒にいて、その隣にはだいぶ疲れていそうなおじいさんが横になっていて(正直驚きましたが)、喜んでくれました。


オフリドからアルバニアのティラナに行く途中の風景です。

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