老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

イポーにて

ペナンからイポーへバス(20RM,600円)で向かったときの途中の風景です。バナナプランテーションが多いような気がしました。


イポーのバスターミナルです。近代的で広くて驚きました。その前にもだだっ広い近代的なきれいなショッピングセンターがありました。


イポーの街は広々としています。これが駅ですが、とてつもなく広いですが、使っているのはその一部です。一日せいぜい10数便ぐらいしか運行されていません。」


そのためかイポーからバタワースへの列車は数日先まで殆ど満席です。


それから、道路も広い。70万人もの人口があるとのことですが、町の中心に集中すること無く、街が延々と広がっています。KLも同じなので、マレー人の町の作り方なのでしょうか。ただ、6店舗ぐらいある2-3階建てのビルで半分は開いているのを結構見かけます。一応中心街と言われて一画にも空き地や、幽霊ビルみたいなものも結構あって、日本人から見ると効率が悪いなと言う気もしないではないです。。。市内の市場ですが、旧態依然としていて、空き店舗も多かったです。


ただ、駅(途中にモスクがある)へつながる道だけが、やけに込んでいました。


それから、郊外に広がっているのもあると思いますが、もう車社会ですね。バイクも走っていますが、殆どが車です。一般家庭でも車が買える経済的なレベルなのですね。ただ、マレーシア産の古いプロトン(マハティールのLook East政策の一環で三菱自動車の技術移転で作った車)の古い車とか、日産の本当に古い車も見かけますが。。それでも殆どは日本車です。宿の裏側の一般庶民の住宅街ですが、殆どの家に、車がありました。


宿の近くにはお菓子、パンを自家製造している工場がいくつかありました。市場で自家製お菓子、パンを売っているのもよく見かけます。


宿の前の通りです。広いこと。


ここに近くに住んでいる人が車で食事に来ていました。このスープ麺(5.5RM,165円)は、さつま揚げみたいな具(オクラ包み、ピーマン包みなど)を、選んで渡すと別の容器に入れて麺と別に出してくれました。出汁が効いており、辛い調味料は一切入れずにうまかったです。

左側の数種類の具を選んで奥のおばさんに出すと作ってくれます。


これがこの食堂街の中の風景です。


少し行った所にある食堂で、肉類、野菜類の具が並んであって、好きなものを取って、最後に精算をするシステムで、夕食はこれで全て済ませました。


宿から街に行く途中で見つけました。違う道を通って帰ったときに、この南無阿弥陀仏のお寺を見つけて迷わずに済みました。ありがたいことです?!


余りに街が広いので、歩いているのを見かけるのはあとは白人の旅行者ぐらいで、だだっ広い道路を暑い中歩いている現地の人は殆どいません!バス、タクシーなどの公共交通機関も殆ど見かけませんでした。宿の近くの車の通行量の多い道路でバスが通るか見ていたのですが、たまーに何も書いていないぼろいバスが通るだけで、殆ど通りません(空港、駅、バスターミナルからは郊外周りの便がいくらかあるみたいですが。。。)。


今いる安宿は街の中心から30分ぐらい歩いたところにある安宿ですが、その途中には自動車の販売、修理、それからその部品の販売、修理をする会社、工場はずらっと並んでいます。イポーは産業が発達した都市みたいですね。工業団地もありました。


悩みは、宿では受付に常に人が居らず、呼び鈴を鳴らしてもすぐに出てこないし、出てきたおばさんは掃除おばさんみたいで英語は通じないしで(英語の出来る責任者が病気かなんかで出てこれないと言う理由が有るかもしれませんが。。。)、一日早くペナンに戻り、次の日のマレーシアへの飛行機に備えることにしました。


前の日に駅に行ったときに、タクシー乗場(乗る人は殆ど居らず、暇状態でした)で、インド系の英語の分かる人と話をして次の日の朝10時にこの宿に来るように話をして、30リンギット(900円)で一応予約しました。本当に来るのか心配ですが、来なければ次の策としてまた駅まで重い荷物をしょって30分歩かなければなりません。


いよいよ次の日です。前の日のインド系のタクシーは来なかったです。半信半疑だったけど、「インディアン嘘つかない」はやっぱり嘘でした?!)。あれだけ来るんだよねと念を押して、「Sure絶対に]「Ofcourseもちろん」と行かないとでも言うのかという顔が思い浮かびます。
それからが大変でしたが、結論から言うとやっぱり何とかなりましたが、と言うか必死になった分思った以上にいい結果になりました。こういう状況に遭遇すると、必死になって解決しようとするので、普段やらないこともやってしまうんですね。宿から10分前に下に降りていき待っていました。4階建ての2階以上が宿で、1階はパン屋さんでした。10時を10分過ぎも来ないのでどうしようかと落ち込んでいたのですが、パン屋さんに英語の出来そうな若い人がいたので、聞いてみるとタクシーをこの辺で捕まえるのは難しいが、バス停が近くにあって、バスターミナルまで行くはずだと教えてくれました(1時間に1本ぐらい)。市内バスに乗って、バス代を払おうとしたら10リンギット札以上しかなかったのですが、バスの運転手はぶっきらぼうにGoと言って、ただになりました。そこから、市内バスのターミナルに行き、そこから長距離バスターミナルまでのバスがありました。長距離バスターミナルまでは、30分ぐらい乗って1.8リンギッド(たったの50円)で、結果的にはタクシー代30リンギット(900円)が助かりました。


またもう一騒動ありまして、長距離バスはバタワースのフェリーターミナルに着いたのですが、このバスはペナンまで行くと聞いていたので、運転手にペナンのバスターミナルまで行くのかと聞いたところ行くというので、そのまま乗っていました。確かにバスターミナルに着きましたが、そこは長距離バスターミナルであり空港の近くで、市内からかなり離れています。必死に聞きまくって、ある若者(20代前半か)が英語がうまく市内バスターミナルに行くルート番号を教えてくれて、その若者も同じバスで途中まで行くとのことで一緒に乗り込みました。またまた大きなお金しかなかったのですが、1.4リンギッド(45円)ですが払ってくれました。バスの中で話してみると、今KLで働いていて、週末は母親のために会いに帰ってくるとのこと。気持ちの良いしっかりした若者でした。(すみません、ここまで写真を撮る余裕なんかありませんでした)


悪いことも、いいことも有ったイポーへの旅でした。旅に出ると色々なことに遭遇し、何とかしようとあがいていると意外といいことに巡り合ったりします。何とかなる精神で今後も旅します。

×

非ログインユーザーとして返信する