老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

マレーシア ペナンへ

いよいよタイからマレーシアへの列車による国境越えです。ハートヤイ駅の写真を撮りました。Haadyaiとなっており、やっぱり現地ではハジャイと呼ばれているみたいです。


これが国境越えの列車で、A4の紙に印刷されたものです。1日2便、朝7時半と午後1時にハジャイを出て、その往復みたいですね。


7:30 ハジャイ発の列車に乗って、イミグレ手続きを行うPadan Besar駅に着き、降りてまず出国手続きをして、それからマレーシアのイミグレに行って(すぐ側ですが)、入国審査を終えました。イミグレはスムーズに行きましたが、ただ案内が無いので、聞きながらあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしました。ただ両替に関してはイミグレの役人があそこに行けというところにばあさんがいて、両替の看板が無いのに残りのタイバーツをリンギットに換えるてくれましたが、役人にキックバックが行くのでしょうね。


ちなみにタイのバスも列車も旧態依然でぼろいですが、マレーシアの列車、駅、バス全てきれいです(イミグレ、両替にかまけて余裕が無く写真撮れず)。これほどまで国の違いがあるとは思いませんでした。マレーシアは進んでいますね。
Padan Besar駅のマレーシア側で暫く待って、10:20発のペナンに行く列車に乗り、12:20分にバタワース駅に着き、フェリーで20分ほどでペナン島に着きました。列車の旅の途中の風景ですが、予想に反して(マレーシアなのでココナッツプランテーションだと思っていました)、田んぼの風景が多かったです。


これがフェリーから見たバタワース側のターミナルです。すぐ側で漁師が網を小船に載せています。真ん中には石油タンクが見えます。左側には貨物船の荷物の積み下ろしのためのクレーンが見えます(ちょっと分かりづらいですが)。これはペナンらしい風景ですね。入道雲がモクモクと上がり、フェリーターミナルのすぐ側で漁師たちが住んでいて、その側が石油タンクで、大型船の荷卸し用クレーンが一緒になっている風景なんてほかでは見れないですね。


フェリーとその中の写真です。フェリーは1.2リンギット(36円)でしたが、ペナンから行くときはただでした。いつもそうであるかは不明ですが。。。


ペナンは観光地であると同時にこのバタワース側は石油基地でもあり、素材産業の工場があります。現役時代に東レにパルプの買い付けに訪れたことがあり、工業団地が広がっています。ペナン島にはIT関連の企業、工業団地があり、現役時代に何回かアメリカのIT企業が工業団地に建てたいくつかの工場を訪問したことがあります。


安宿に泊まるバックパックのたびをして始めてペナンは歴史を感じさせる町だということが分かりました。これまで何度も来ているけれども、仕事中心で、食事も客と一緒でそれなりの店に行くのが多く街中に行くことが少なかったので、今回初めて自分の足で歩き回って、それを体感することが出来ました。旧日本人街のシントラ通りにあった表示板です。

気をつけて見ないと見逃してしまいますが(やはり歩いてみないと分かりません)、昔日本人が住んでいて、それと同時にカラユキさんも居たみたいです。表示板には通りの名前は19世紀にJapanese geish houseにちなんでつけられたと書いています。 山崎朋子さんのサンダカン八番娼館を映画化したものがあり、悲惨な思いで見たことがあります。それはボルネオだと思いますが、ここはマラッカ海峡を越えたインドに近いところですよ。よくもここまで。。。と。。。
その通りの写真です。


バックパッカーの聖書とも言える「深夜特急」を書いた沢木幸太郎が泊まったと言われる同楽旅社という娼館を兼ねた中華系ホテルの建物です。まだ残っていましたが、今は名前も替わっているみたいです。


朝は7時過ぎにならないと明るくならず(ほぼ同じ経度で1時間戻したから、本来なら6時過ぎに明るくなる感覚ですね)、7:30頃からチャイナタウン(宿は中心のコムターもすぐ近くでチャイナタウンの非常に便利な位置)を市場に向かっていきましたが、有りますねいいところが。


もうタイの辛いものはいやで、中華系の飯が食えるので良いですね。お粥屋さんの屋台を見つけ、うまかったです。6リンギッド(180円)。ちなみに豚の血を固まらせてゼリー状にしたものも中に入っています。4年前ぐらいにこのような旅をはじめたときにおっかなびっくりで食べたのですが、つるっとして臭みも無くうまかったのでそれ以来栄養源として食べるようにしています。

このおじさんが見事な包丁捌きでリズムに乗って、チャーシューや目の前に吊るしてあるモツなどを切りとってトントントンと切って、おかゆのおわんの中にぶち込んで(?!)行きます。


豆腐、豆乳専門に売る屋台がその側にあって、あったかーい豆乳が3リンギッド(90円)でうまいです。今回中華系が70%を占めるところなので、中華料理がうまかった。まるで初めて本当のペナンに出会った気がします。現役時代はペナン名物のペラナカン料理(中国人がマレー人と結婚して現地化した中華系マレー人の料理、これが辛い)が中心でした。


ナイトマーケットの様子で、オイスターの入った卵焼き(名前忘れました)を作っていて、大繁盛で、20分以上待たされました。


屋台で色々な具の串焼きが置いてあって、そこにたれにつけて食べる大阪式の二度付け厳禁(?)の店がありました。前は無かったような。。。大阪をまねたのでしょうか?!


ストリートアートとかいって、街のあちこちの壁に絵や漫画もどきが描かれていました。これはいいアイデアですね、観光客はこれを目的地にして回ることが出来るのですから。その前で観光客が色々なポーズを取ってよく写真を撮っていました。

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