老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

昆明にて

中国の国境の街である河口から昆明へは列車で移動し、河口北駅朝10時発、昆明到着予定15:38到着予定で、15:39到着しました。ほぼ時間通りです。列車も駅も思った以上にきれいでした。河口駅を出た後はトンネルばかりでどうなるかと思ったのですが、登りきった後はトンネルも少なく景色を眺めることが出来ました。あちこちに工事現場があり、高層ビルの建築工事も数多く行われていました。中国は着実に変わってきていますね。日本では、幽霊ビルになった団地などの話が良く出て中国は不動産不況になるといわれていますが、大きな経済破綻が起こらない限り、このまま成長していくように思われます。中国は広いですね。実感しました。


赤ちゃん連れの女性がいて窓側だったのですが、僕のいる通路側に替わってくれといってるみたいですが、すると前の席の孫を連れた老人夫婦が、替わってくれと言っているとのジェスチャーをしていました。ある意味親切ですね。その人からゆで卵とお菓子をもらいましたが、最初いらないというと押し付けられました。老人夫婦にも遠慮したので、やはり押し付けていました。親切なんでしょうね。ある意味日本でもそうでしょうか。


電車内の風景と20元(320円)の駅弁です。斜め前のおじさんが高いというようなジェスチャーをしていました。インスタントラーメンを食べる人が多かったです。


昆明駅の周辺は駅前が大規模再開発中で、その周りにはおそらく30年前の都市開発で立てられた6階建ての1階が店舗で上が住居のビルが多く建っていました。これまでタイ、ベトナムで見られたいわゆる路地は少ないですね。国の建設計画に従って、道路を広く取り碁盤目状にして、住居などの建物を建てているので、道路が広くて、建物も広くて、600万人の人口が適度に拡散されていて、適度に人がいて、一箇所集中は無いように見受けられます。(駅などの人の出入りはしょうがないですが。街中はまだ地下鉄などの建設ラッシュですから、まだまだ良くなるのでしょうね)


昆明駅から安宿までは歩いていきましたが、区画整理がしてあり途中までは良く分かったのですが、最後は番地が無いので探すのに苦労するかと思いましたが、大手スーパーウォルマート(これが古い、おそらく30年前ぐらいの提携で出来たものでしょう)と昆明国際展示会議場の間を渡ると何とそこにありました。こんなラッキーなとこも時々あります。ただ、昆明の安宿は中国語で国際青年旅舎、英語でKunming Glad Innというところ
ですが、このつながりが良く分かりません。雲南の駅の周りは再開発が行われていることもあって、狭い道路から大勢出てすごく混雑していました。駅から出ると、警察の防弾ガラス(と思われます)で囲まれたポリスボックスが一段高いところにあり、ライフルを持って立っていました。町中いたるところでポリスボックスがありました。街歩きをしたときに有名な南屏町から南へ歩いていったところの金碧広場の門のところにもポリスカーがあってそのそばにボックスがありました。写真の左下です。


この広場から写真の左側に行くと魚課司街という食堂街があり、ぶっ掛け飯13元、揚げ餃子も試してみたくて17元で合計30元(480円)でしたが、餃子が1人前といったつもりが1皿普通に20個ぐらい出すみたいで、しょうがなく受け取りました。脂っこくて、残すのが嫌いなので頑張りましたが、6個も残してしまいました。ぶっ掛け飯もご飯が多くて大変でした。


午後1時ごろ小学校の集団登校の場面で出会いました。午前、午後の2部制なのでしょうか。


交通ルールはまだ守らないのでしょうね。信号が赤でもバイクは平気で通ります。バイクが猛スピードで歩道を走ってくるので、歩道でも気が抜けません。ただ、ベトナムとかではお車様が偉くて、横断歩道でも人はそれを避けながら横断しなければいけませんが、ここは車は割りとルールに従いますね。バイクですよ、赤信号でも走っていくのは。そのせいなのか、信号ではそれを止めるために、こんなことをやっていました。そうでもしないと守らないのですね。強制的にやる。中国式ですかね。


雲南で一番有名な石山風景区に行ってきました。市バスで東部長距離バスターミナルまで約1時間で2元(30円)、そこから石山までバスで1時間 34元(高い)で行きました。すごく広いところで石山バスターミナルから電気カートまでも電気カートで行き、往復25元でした。石山の入り口までも公園を抜けてかなり歩いていったところにあり、入場料が何と175元(2,800円、ちょっと高い)です。
入るとすぐの大石山区、小石山区は中国、韓国の団体客でいっぱいで、しょっちゅう怒
鳴りあっていて(そのように聞こえる)うるさくてしょうがなく、洞窟の中は狭くて団体
さんに会うと前に進むことも出来ず、早々に退散して、残り広いエリアを歩くことにし
ました。ひょいと洞窟から出ると民族音楽をやっていました。こういうのはいいですね。


約3時間くらいかけて、ぐるーっと一回りしました。出会ったのは4組で、ヨーロッパ人の老人夫婦、立派なカメラを持ったおじさん二人、若い女性二人組みで、静かで石山の自然の造形美を満喫できました。石山の間を抜けるとこんな風景が広がっています。

ある洞窟は冷たい風が吹き込んでくる深い谷間で下から見た風景です。幽玄でした。

歩いていると、人一人がやっとと折れるようなところがあり、苦労しました。リュックを横に持ち蟹歩きで何とか通れました。デブはだめでしょうね(余計なことでした)。


民族舞踊、歌もやるという、雲南民族村に行ってきました。
市バスで40分ぐらいで2元(30円)で安い、バスもシートが壊れていたり、ぼろすぎたりしていることは無く、普通です。思った以上にバスのICカードが普及しています。)。


雲南民族村には25の民族村があり、そこで実際に生活しているみたいです。民族の住居、衣服、調理器具、等が見れます。また、各民族の歌、舞踊を行っており、特徴があってよかったです。宗教は、仏教だけでなく、モズリムもいましたね。首狩族みたいなシャーマニズムに近い宗教の宗教儀式の場は牛の首などが飾られていておどろおどろしかったです。何と、キリスト教もいました。


ただ、入場料は90元(1,440円)ですが、その価値はあると思います。大舞台で、「民族の呼びかけ(Call from the tribes)」があるということで、そういうものは主義として見ることにしているので、奮発して合わせて190元(3,040円)の切符を買いました。そんなことを言っては何ですが、40分間単調でつまらなかったです。各部族の人たちが真ん中に集まって手を振っては叫んだり、上の高原みたいな舞台に行って同じことをしたり、降りてきて手をつないで蛇行したりを繰り返していました。もしかしたら、各部族の主張をそれぞれ1~2分で表現するとしたら1~2分x25部族=約40分なのかもしれませんが、言葉が分からないので、理解できませんでした。でも、舞台はきれいでしたよ。





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