老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

ハノイからハロン湾へ

ハノイの安宿から3番の市内バスでバザーラムバスターミナルまで約20分、7,000ドン(40円)。ザーラムのバスターミナルはバスがただ並んでいるだけの何の番号も標識もありません。名詞カードをぶら下げている係員みたいな人に聞いてみると、このバスだといって切符をひったくられました(そのように感じました)。不安になって、別の係員みたいな人に確認してもそのバスだというので、不安に思いながらも待っていると10時半に予定通り出発しました。このバスの中の出来事が面白かった。


まずは下の写真を見てください。70歳ぐらいと思われる夫婦が乗ってきて、おばさんが運転手の座席のすぐ後ろの席で寝て、足を窓のほうに突き上げています。見えにくいですが、左側のカーテンに乗っかっている写真の真ん中にある白いのが足です。おじさんはというとその隣の席で、座席をいっぱい倒していました。後ろの人が窮屈だと思うのですが、そんなことは気にもしないみたいです。何なのでしょうか、家の中と公衆の面前の区別が無いみたいです。


途中から、小柄で制服みたいなものをきちんと着た80歳ぐらいのおじいさんが乗ってきて、このおばさんを見て、何か言ってたたき起こそうとしました。すると、そばの座席に寝ていたおじさんが慌てて起きて、このおじいさんの腕を捕まえて、しばらくこう着状態でした。おじさんが話をして、おじいさんはやっと後ろの席へ歩いていきました。何なのでしょうね!?


僕の前の30才ぐらいの女の人がジュースかなんかの缶を持って何かしていると、隣の座席の男性が車掌(若い男性ですが)に何か言っていました。すると、マイナスのドライバーと小さなハンマーを持ち出してきて、その缶を開けにかかりました。だいぶ苦労していましたが、少しこぼしながらも無事に開けて、その女の人に渡していました。何なのでしょうね。やさしいですね。


チェックインしたのは4時過ぎで、早速ホテルの周りの町並み見てきました。ビールを安く飲めるところもホテルの近くで見つけました。ハロン湾の有るバイチャイという町に居ますが、この街はいい街ですね。ビール、水が店によって異ならず、だいたい同じで足元を見るようなことは無い見たいです。それからこのホテルは7ドル(770円)なのに、部屋は広いしチークの椅子、机があるし、シャワーはお湯が出るし、街にも近いし、フロントのお兄ちゃんは英語が出来て、対応がしっかりしているし、ここ以上に最高のところは無いですね。
何でだか考えてみると、ハロン湾観光はハノイからの日帰りが多いし、泊まるとしても
一流ホテルに団体を安く泊めるので、地元のホテルには客は回ってこないみたいで、ざっと見てきた感じではほとんど閑散としていました。他のアジアの国でも同じ状況だと
思います。


次の日に、ハロン湾の1日クルーズに行ってきました。ホテルで予約し、8時ピックアップで、4時頃ホテルに戻る日程で、昼食、スンソット洞、バンブー船による島巡り全て込みこみで25ドル(2,800円)でした。

ハロン湾は思った以上に壮大で幽玄でした。奇岩、岩で出来た島がはるか遠くまでちょ
うど曇っていたこともあって、もやっていて何処までも続いていました。自然の偉大さ
、大きさを感じました。アンコールワットでも同じような壮大さを感じましたが、人間
が造ったものよりも、自然が創った造形美、壮大さは比べ物にならないくらいの芸術品
です。自然の力、神の存在を感じました。ディートップ島の岩山の頂上から撮った、下手な写真ですが。。。


この壮大な光景を背景に写真を撮りたくなり、ちょうど韓国人のおばさんがいたので、写真を頼むともっと左のよったほうがいいとアドバイスし、そこにいた人をどけてくれて、撮ってくれました。韓国のおばさんもずうずうしいだけかと思ったら(すみません)、優しいんですね。確かのこのアングルが良かったです。


バイチャイ市場で、みかん2個、マンゴー(大きくてうまかった)1個買って、4万ドン(200円)でした。鶏肉は生きたまま売っています(写真左下)。


校庭の広いオープンな学校がありました。都会の学校と違っていいですね。


街の海側はほとんど工事中でした。一部完成していましたが、延々と続く新しいお店で開店していたのは、このコンビもどきだけでした。ただでさえ、歩いている観光客はいないのに、こんなにいっぱい作ってどうするんだろうと、余計な心配をしてしまいます。


街の端から端まで歩き回りましたが、端っこのほうで、お兄さんが水を海からポンプで吸い上げて、タンクに入れて、街のほうに運んでいました。工事に使うのでしょうか。


昼飯で、建物工事に携わっている人でいっぱいのローカルお店に入りました。ナスの炒めたのと少し小さめの魚の煮付けと、わかめスープ、ご飯たっぷりで、3万ドン(150円)でした。


これまた、ローカルの人で込んでいる店で、牛肉と野菜の炒め物、チャーハン(ボリュームたっぷり、醤油をかけると引き立ちました)、スープ、きゅうりの甘酢漬け(美味しかった)で、4万ドン(200円)、いいですね。


泊まっているホテルは坂の上のほうにあるのですが、その途中に小ぶりのビアホイがあり、入ると英語の出来るお兄ちゃんがいて、通訳もしてくれました。このお店の主人(70歳だそうです、若い)とワンショットです。何でしょうね、飲んでいるとすぐフレンドリーになります。


その後、大ホールのビアホイで1.5万ドン(80円)の生ビールジョッキです。


つまみに良くあるカンコンの炒め物を食べました。野菜不足を補います。3万ドン(150円)でボリュームたっぷりです。


生ビールは手動式のビアサーバーで、右手で上下に押してビールを出します。これなら壊れる心配はないし、壊れてもすぐ修理できますね。


何だこの明かりはと行ってみると、2軒とも単なるコンビニもどきのお店でした。2つの店で競争しているのでしょうか。


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