老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

ハノイにて

ハノイの半日観光コースに参加しました。ガイドさんにホーチミン廟の前で取ってもらいました。


安宿は旧市街の由緒ある通り(Hang Bo)に面しており、中華街の真ん中にありました。右側のドアが入り口で呼び鈴を押すと鍵を開けに出てきます。左側は、3人の似たようなおばさんがいてたぶん姉妹だと思いますが、その一人が歯科医を開いています。間口は狭いですが、うなぎの寝床で奥にずーと広がっています。ホテルの部屋が10室ぐらいあり、親族一族がそこで生活しています。通りから見て手前側が住処で奥のほうを宿の部屋にしています。出入りは右側のドアだけで、出入りのたびに鍵を開けてもらいますので、セキュリティは万全です。古く見えますが(確かに古いですが)中はよくメンテ、掃除がされています。温水のシャワー付、NHK Worldが見れるTV付きで10ドル((1,100円)で僕にとってはちょっと高めでしたが、いいところでした。


朝食をとりに出ると同じ通りで大勢並んでいるフォーの店を見つけました。

ポークのフォーが有名だとのことで早速それを頼みました。5万ドン(250円)と3万ドン(150円)の周りの店に比べて高いのですが、それでも並んでいます。見た目はすっきりしていますが、出汁が効いてうまかったです。ベトナムも高くても美味しければ売れるという豊かな社会になったのでしょうね。


ビアホイも同じ通りにありました。ホイアン、ダナン、フエでは見つからず、不便でしたが、ホーチミンと同じくやはり都会ですね。1杯1万ドン(50円)です。ヨーロッパ人もよく見かけました。

つまみに厚揚げもどき(3万ドン、150円でボリュームたっぷり)があり、しょうゆも同じで、うまかった。毎日食べました。


市場の近くで、路上の店で豚肉を串ににはさんで焼いて、スープの中に入れ、米麺とハーブがどっさり付いたものを食べました。スープも出汁が効いてうまかったし、豚肉もたっぷりあったし、それで1.5万ドン(85円)でしたよ。すみません、名前は分かりません。


民衆歌劇でも、中国の影響の濃い宮廷歌劇ハットトゥオンではなく、よりベトナム的な特色の強いといわれるハットチェオを見ました。15万ドン(800円)です。ただガイドブックの文化欄の説明と違って、代表作の部分は少しだけで、後は地方色の濃い歌踊りでした。水上人形劇も歌踊りとシンクロしていましたが、多少ちぐはぐな気もしました。水上人形劇の使い手のおじさん、おばさんが出てきて、水の中でコミカルな芝居をしていました。お客さんは、全部で10人ぐらいでしょうか、少なかったです。水上人形劇(10万ドン、500円)も見たのですが、一日に5,6回もやるのに、いっぱいでした。でも、このハットチェオは新規の要素を取り入れているように、見受けられました。カンボジャのシェムリアップでみた頑固爺さんの人形劇(観客は9人ぐらいしかいなかった)にはならないような気がします。


イオンモールをあるとのことで行ってきましたが、街からかなり遠いところ(タクシーで20分ぐらい)にありました。無料シャトルバス乗場を観光案内所で3回聞いて、地図の上に印をつけてもらい、一度は住所まで教えてもらったのに、バスは着ませんでした。しょうがないので、普段は余り使わないタクシー(基本的に歩き、遠すぎる場合はバス)で行ってきました、7万ドン(350円、安く聞こえるでしょうが、現地を旅しているとこの金額は高いです)でした。帰りも無料シャトルバスが無く、廃止されたみたいです。でも路線バスがあり、7千ドン(35円)で町に戻れました。イオンモールは別世界でした。きれいで、ちゃんとしていて。やはり比べるとハノイでも雑然としていますよね。
寿司パックが売られていて、たまの贅沢だと奮発して(血迷って?)つい20巻ぐらいあるパック(2月10日東京出発以来の日本食)を9.9万ドン(500円)で買ってしまいましたが、マグロ赤身2巻、サーモン2巻、かっぱ巻き以外はもどきで食べるのに苦労しました。後で売り場で見ると、7.9万ドン(400円)でまともな寿司が10巻+かっぱ巻きがありましたが、後の祭りです。

本屋さんはドラえもんとクレヨンシンちゃんがたくさん並べられていました。


カフェの前に鳥かごが提げられており、小鳥が鳴いていました。回りは車、バイクの音、しょっちゅう鳴らすクラクションで、小鳥の声はかすんでいました。


建物の取り壊しをしているところに出会いました。オランダのアムステルダムの建物もそうでしたが、幅が狭い上に、隣とくっついているので、隣の建物を傷つけないか心配だし、工事も大変でしょうね。


学校の下校時間で、バイクでのお出迎え風景です。学校はこの入り口の奥にあります。ハノイ、ホーチミンなどの都会の学校は解放的ではなく、このような狭い門の中にありました。セキュリティーの関係でしょうか。


夕方、遊園地とスポーツ教室が一緒になったようなところで、子供向けの空手道場がありました。もう一箇所、公園でも子供10人ほどに空手を教えているのを見ましたが、空手が子供の教育にいいと考えられているのでしょうか。写真の手前は遊園地の電気自動車乗場です。


ビジネス街です。その近代的なビルの前でも、天秤を担いだおばさんたちが店を広げています。日本だと屋台禁止などといって、追い払うのでしょうが、ここではそんなことはありません。おおらかですね。街中でもそうで、人のうちの店の前に屋台(例えば洋品店の前にフォーの屋台)を広げているのにその店の人はそれを許しています。翻って、日本は公園でも学校でも何処でも禁止事項、管理項目が多すぎるような気がします。

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