老人バックパッカーの旅

老人バックパッカーの旅です。期間限定ですが。。。
世界旅に出るごとにブログをアップデートするつもりです

シェムリアップで思いもしない貴重な体験

シェムリアップの安宿は8ドル(後ほど6ドルに)でシャワー付でそれも朝食付きでパンと卵の組み合わせですがメニューが6種類もありました。場所も有名なパブストリートやスーパーまで歩いて10分でいける便利なところでした。全部で10泊しましたが、最初の5泊をアゴダで予約を入れて、後5泊を安宿で予約を入れたのですが、アゴダを通していないので手数料が掛からないから安くならないかと言うと6ドルにしてくれました(ちなみにバンコックでインド人経営の安宿でも2泊延泊でローカルだからまけろといっても一言NOでした)。後で考えると悪い気がしましたが、その分アゴダのレビューで高得点をつけます。


安宿はBun Kao Guesthouseで、宿の主人の名前を取ったのだそうですが、やさしくて物腰の柔らかい人でした。近くの村から出てきて、このゲストハウスを立てて成功しているみたいで、新車のFordの四駆のランドクルーザーを持っていました。この後判明しますが、Bun Kaoさんは故郷との人たちを支援する篤志家でした。村では堂々としていて、皆さんから慕われていました。安宿でのやさしい態度からは想像もつかず、本当に人間らしい人だと思いました。


延泊して9日目に、まだ郊外の遺跡は見ていないと言うとチャリティーで学校回りをするから、遺跡を見がてら一緒に行かないかと誘われ、Fordのランクルで30歳代ぐらいの男女2名(後で分かったのですが、同郷の若者の面倒を見ているみたいです)と一緒に出かけました。


最初の小学校の校長先生とのワンショットです。田舎の貧しい小学校に校舎を建てるのだそうでその打ち合わせに来たそうです。


遺跡めぐりも付き合ってくれて、一緒に写真を撮りました。そのとき僕の手を握り体を寄せてきたので、ドキッとしました。一瞬おかまかと思いましたが、もちろんそんなことは無いのですが、予想もしていなかったので本当にドキッとしました。どこかは忘れましたが、男でも友達同士が手をつないでいることを見たことがありますが(別におかまではないです)、友達の証なのでしょうか。しょっちゅう、フレンド、フレンドといっていましたから。フレンドと見られて、誘ってくれたことに感謝しています。毎朝食事のたびに色々と話をしていたからでしょうか。


それからだんだん判明したのですが、郷里の学校への寄付だけでなく、農家の支援もしていて、鶏、豚を買って農家に育ててもらったり、畑を買って農家に育ててもらったりしていました。Bun Kaoさんの買った豚と一緒に(豚に好かれました)。


Bun Kaoさんが自分で買った鶏(ひよこも居ます)と一緒に。


野菜作りをしている農家の方が、近くのココナッツの木に登って、ココナッツの絞り汁を取ってきてくれました。そのままだとすっぱいので、木の切れ端が入れてあり、それですっぱさが無くなり、甘くて美味しかったです(もっとも腹を壊すと元も子もないので、申し訳ないですが舐めただけです)。


野菜農家とBun Kaoさんです。


最後にまもなくペンションを開く若者のところへ連れて行かれましたが、やはり同郷の若者を支援しているみたいです。ペンションとその回るを紹介してくれました。土地持ちのペンションを開く予定の若者です。


皆でビールを飲みました。鶏の腿と魚の焼いたのを手でどさっとつかんで分けてくれました。最初は躊躇したのですが、独特ののからしのたれ汁で食べましたが、うまかったです。


本当に貴重な体験をさせてもらいました。思ってもいなかったことで、旅というのは最高だと思いました。もちろん皆さんには撮った写真を送ることを約束しました。


×

非ログインユーザーとして返信する